PTA連合会の活動について

平成30年9月30日に開催されました「第57回山形県私学大会」において、山形県内の私立幼稚園・認定こども園保護者を代表し、山形県私立幼稚園・認定こども園PTA連合会会長の木村博之(鶴岡市 学校法人鶴岡城南学園 幼保連携型認定こども園城南幼稚園・城南保育園)が下記について意見発表を行いました。



意見発表

 

 本日は、第57回山形県私学大会が盛大に開催されましたこと、心よりお喜び申し上げます。
私は、学校法人鶴岡城南学園幼保連携型認定こども園城南幼稚園・城南保育園でPTA会長を仰せつかっております、木村博之と申します。3年前我が子が一歳の時に幼保連携型認定こども園として新生スタートした城南幼稚園・城南保育園に入園し、今年度、会長という重責を担わせていただいております。
  さて、我が子がお世話になっている園には「笑顔あふれる園づくり」という教育テーマがあります。イベントの際は園長先生自ら様々な格好に扮し、前面に出て子ども達を笑わせてくれます。そのパワーとリーダーシップに自然と先生方も保護者も笑顔になります。そんな笑顔あふれる幼稚園だからこそ保護者は安心して子どもを預け、お任せすることが出来ています。私は、先生方が100%子どもの方を向いて園生活を送れるようにサポートをすることがPTAの一番の役割だと思っております。そのためには先生方と保護者の信頼関係が不可欠です。会長として先生方と保護者とのコミュニケーションの架け橋となれるような活動を微力ながら行って参りたいと思っています。
 また。今年度私は鶴岡市の8園からなる私立幼稚園・認定こども園連合会の保護者会長の任を担うことになりました。本席では鶴岡市連合会保護者会の活動を紹介し意見発表に代えさせていただきたいと思います。
 本地区連合会の今年度事業の目玉の一つに「関係機関に対する陳情・請願」があります。陳情・請願の取組みの特色として、本地区連合会では毎年各幼稚園・認定こども園の保護者会会員全員から意見聴取を実施し、意見を纏め、それらを検討する対策会議に8園全てから意見要望が上がってきます。ここで特筆したいのは、子どもを預ける保護者全員に「鶴岡市長への陳情・要望募集」という標題でペーパーを出し、要望の集約を行っているということです。このことはとても大事なことだととらえています。つまり、連合会保護者会の一部の偏った意見要望ということではなくて、スタートが全員の保護者総意によるものだという発想なのであります。
 保護者会会員全員からの意見聴取からスタートし、8園からの要望を集約していく過程の中で、対策会議の存在意義の大きさに気づかされます。どういうことかというと、話し合い検討を進めていく中で、自分の子どもが通っている幼稚園だけのレベルではなく、市全体の共通事項なのだという意識が強くなっていくという事実を直感するからなのであります。こうした一連の流れは「鶴岡のよさ」ととらまえています。皆様の地区ではどうでしょうか?
 そこで、今年度市長に提出する項目のうち当然、国・県の施策によるものもあるわけであって私からの意見というよりも鶴岡市連合会からの意見として紹介いたします。  それは、平成31年10月の消費増税と同時に幼児教育の無償化が実施されるということについてです。このことについての意見を二つ述べさせていただきます。
 その1つ目は、無償化の実施方法において、幼稚園、認定こども園、保育所で取り扱いが異なることがないようにお願いしたいということです。特に、私立幼稚園・認定こども園がしっかりとした教育を実現できているのは、各園の先生方の大変な努力を重ねながら子ども達の環境や教育方法を研究・実践し高めてこられたからに他なりません。この国の将来の礎である子ども達に質の高い教育を施すためにも幼稚園・認定こども園に入園させたいと考える保護者も大勢いらっしゃると思います。しかしながら全ての子ども達に親が思う理想の教育環境が提供されている訳ではありません。残念ながら経済的な理由から制約されることも多いのが実情です。一人ひとりの子ども達が自分の個性に合う優れた教育を自由に選択できる山形県にしていただきたいのです。
 その2つ目は、来年10月からの無償化についての文言だけが一人歩きしておりその全容は私達保護者にはもちろんのこと各幼稚園・認定こども園の職員にもまだ知らされていないというのが実情です。各園では来年度の入園募集やパンフレット等一連の印刷物が作られている時期でありましょう。国→県→市町村→各幼稚園・認定こども園の流れの中で一日も早い「無償化の内容・中身の全容解明」をお願いいたします。現場に混乱を招くことのないよう、行政の皆様に強く訴えさせていただきたいと存じます。
 また、本日ご参会の皆様には、この私学大会のみならず、私立幼稚園・認定こども園の教育に対するなお一層のご理解とご協力を賜り、県内の全私立幼稚園・認定こども園一丸となり、「思いを形へ」変えるご支援を頂戴できますよう、心よりお願い申しあげます。
  私事ながら、私自身も今、息子が通っている園の卒園生であります。その当時から一貫して貫かれている教育方針が社会人となった今でも大きな礎になっていると認識しております。子ども達が初めて経験する団体行動は「他者とのかかわり」であり、そのことが「自分の個性」を育むことに繋がっていくといういわば、幼稚園・認定こども園は子どもが初めてで会う学校なのです。
 最後にこのような素晴らしい私学大会にて意見発表を行う機会を与えていただきましたことに心から感謝申しあげます。そして、本会が子ども達の未来に繋がる貴重な大会であることを忠心より願っております。本日のご参会の皆様のご健勝とご多幸を御祈念致しまして私の意見発表とさせていただきます。ご清聴誠にありがとうございました。